• 2017.12.22

ロキソニンとロキソプロフェンは同じ?

頭痛に悩む女性

ロキソニンは頭、生理痛、筋肉痛などを緩和する効果を持っている薬です。
多様な頭痛に対処でき、効くまでにそれほど時間を要しないことから、多くの方の助けになっています。
そのロキソニンによく似た名前の薬にロキソプロフェンがあります。
ロキソプロフェンはロキソニンという製品の成分名がそのまま付けられており、基本的には同じ効能と言えます。
どちらにもロキソプロフェン水和物が含まれています。
つまり、中身に違いはほとんどありません。

先発薬品であるロキソニンが開発及び販売された後、特許が切れて後発のロキソプロフェンが登場しました。
いわゆるジェネリック医薬品です。
後発のロキソプロフェンはロキソニンに比べて開発費が安く抑えられているので、基本的には価格も低めに設定されています。
頭痛薬や解熱鎮痛薬などは日常的に使用されることの多い薬なので、こうしてジェネリックになることには大きなメリットがあります。
ロキソニンと同じようにロキソプロフェンナトリウム水和物を主成分とする医薬品としてはエキセドリンLOX、ユニペインL、サンロキソ錠などがあります。
それぞれ開発される際に独自色を出しているので、ロキソニンとは少しの違いもあります。

エキセドリンLOX
腰痛や肩の痛みによく効くとされる医薬品です。
頭痛薬として使用されることの多いロキソニンやロキソプロフェンとは用途がやや異なります。
ユニペインL
解熱鎮痛剤なのでロキソニンと用途は似ています。
熱を冷ます目的でもよく使われる薬です。
サンロキソ錠
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症などを改善することを目的として使用する薬です。
頭ではなく、関節を中心とした痛みに強い効果を発揮します。

このようにロキソプロフェンナトリウム水和物を使っていても、ロキソニンやロキソプロフェンとは用途の異なる医薬品が存在します。
同じものばかりを作ると他の後発医薬品との差別化が図れないので、こうして違いを出していることもあります。

ジェネリック医薬品が開発される背景

医薬品を開発するには多大なコストと時間がかかります。
そのため、1つの医薬品を作った製薬メーカーは特許の切れるまでの間、独占的にその医薬品を販売してコストを回収します。
しかし、そのまま独占の状態を続けると、消費者にとっては不利な状態となります。
独占中には高い価格で販売しても、他に売るメーカーがないので消費者はそこから買わないわけにはいかないからです。
しかし、特許が切れた瞬間からその状態は改善されます’。
特許が切れたことで他の製薬メーカーも同様の医薬品を開発及び販売するので価格競争が発生します。

ここで開発される医薬品をジェネリックと呼んでいます。
ジェネリック医薬品は先発の医薬品と主成分などが共通していますが、開発コストが低いので価格も安く設定されます。
先発の医薬品を買うことが難しかった方でも、ジェネリック医薬品なら問題ないというケースもあります。
ジェネリック医薬品は既にある医薬品を安く作り直しているだけではありません。
飲みやすさを重視したり、効果が出やすいように工夫したりとそれぞれに違いがあります。

ジェネリック医薬品を開発している製薬メーカーは1つではないので、他のメーカーよりも良い物を作ろうという意識があるからです。
日本でのジェネリックの知名度は海外ほど高くありません。
昨今ではテレビなどでも取り上げられる機会が増えているので知名度はやや上がってきましたが、海外に比べるとまだまだ使用率が低くなっています。
イメージ的にジェネリックは安全性が心配と考えている方も少なからずいます。
しかし、ジェネリック医薬品は先発医薬品の使用実績をもとに開発されるため、安全性に関しても基本的に優れているという特徴があります。

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