• 2017.3.12

ロキソニンは腰痛にも効果はある?

腰痛の男性

腰痛の症状にはさまざまなものがあります。
朝起きた時や夜寝るときに腰が痛む、咳やくしゃみをすると痛む、歩くときに痛みを感じる等々。
しかしながら整形外科を受診しても、ほとんどの場合根本原因がわかりません。
レントゲンをとって骨に異常がない場合、湿布と痛み止めの薬を処方され「2週間ほど様子をみましょう」と医師から言われます。

対症療法薬として一番ポピュラーな薬がロキソニンです。
ロキソニンとは、解熱鎮痛薬として幅広く使われる薬です。
体内の痛み、炎症、発熱などを引き起こすプロスタグランジンという物質が作られるのを抑える、ロキソプロフェンナトリウム水和物という成分により、炎症に伴う腫れや痛みを和らげます。
内用薬としての錠剤、細粒のほかにも外用薬もあります。
腰痛の場合は錠剤が処方されることが多いのですが、副作用として胃腸障害があります。
このため胃薬が合わせて処方されます。
その他の副作用としては、吐き気、発疹などもあります。

処方薬ではロキソニン錠60mgがありますが、服用してから痛みに効果があらわれるまでにかかる時間は15分から60分と、比較的早く効果が現れることから人気の高い薬でもあります。
ロキソニンは慢性の腰痛のほか、ぎっくり腰などの急性の痛みにも効果的に作用します。
即効性があり持続性もあるのが特徴で、60mgの錠剤の場合、長い人で10時間以上効果が持続することもあります。
できるだけ空腹時を避けて、6時間以上空けて1日3回まで服用できます。
痛みがひどくて夜眠れない場合は、寝る前に1錠飲むようにペース配分したほうがいいでしょう。

ロキソニンには依存性がないため長期間にわたって服用する方もいますが、基本的には医師の指示に従って服用することがポイントです。
ロキソニンを服用しながら湿布など外用薬で痛みを和らげ、2週間程度様子を見て痛みがひくようであれば治療はいったん終了となります。
つまり腰痛の治療は、根本解決よりも対症療法薬で経過をみるのが一般的です。

ロキソニンやボルタレンは腰痛を根本的に解決出来ない

腰痛はその原因をつきとめるのが難しいため、根本解決が難しい疾患のひとつです。
骨の異常やヘルニア以外にも心因性のものや内臓疾患から引き起こされる腰痛もあります。
ロキソニンはロキソプロフェンナトリウム水和物という成分が痛みを和らげる働きをしますが、痛みの根本治療にはなりません。

また、ロキソニンと同じ非ステロイド性抗炎症薬としてボルタレンがあります。
強い消炎鎮痛作用があり、ロキソニンよりも効果が強い薬です。
しかしながら、ロキソニンやボルタレンでは腰痛の根本解決はできません。
辛い痛みを一時的に緩和してくれるためついつい薬に頼ってしまいますが、ある程度症状が治まったところで服用をいったん中断し、生活習慣の改善に取り組んでいく必要があります。

腰に負担をかけないためにも、座る姿勢や立つときの姿勢の改善も大切です。
背筋をまっすぐ伸ばす、同じ姿勢を長時間続けないということを意識するだけでも腰痛の予防につながります。
また日頃から適度な運動を行うことも痛みの軽減や予防につながります。
運動により骨や筋肉が強化されることで腰を支える力が強まります。
また血行が改善し新陳代謝が良くなることも期待できます。

ストレスも腰痛の原因として考えられますが、適度な運動でストレスを発散することで効果が見込まれます。
姿勢や運動のほかにも、バランスのとれた食生活が腰痛を改善することにつながります。
その他にも冷え症の改善、や睡眠の質の改善、荷物の持ち方など腰痛を改善できるアプローチは多方面にわたります。
ロキソニンやボルタレンは一時的な痛みを和らげるための対症療法薬と割り切り、これを機会に生活習慣全般を見直すことで腰痛対策につながります。

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