• 2017.6.3

ロキソニンテープの効果や特徴について

シップ薬

ロキソニンのテープは2008年に販売されるようになった、痛み止めのためのシップ薬です。
このロキソニンテープは、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)という種類に属しています。
非ステロイド性消炎鎮痛剤は痛み止めとして、広く用いられている成分です。

ロキソニンテープは主に関節や骨、筋肉などの痛みに対して、炎症を抑える抗炎症効果によって痛みを緩和させる目的で用いられます。
テープは皮膚に直接貼るので、痛みのある骨や関節・筋肉のその部分だけに効果をもたらします。
さらに、伸縮性と粘着性が優れたテープなので、膝や肩など動かす関節に貼っても剝がれ難いことが特徴となります。
ですが、清涼感があまりないために、効果が感じられないという不満の声もあります。

ロキソニンはテープ以外にも、清涼感のある湿布薬や塗る薬などもあります。
これらには、抗炎症作用や鎮痛作用を持つ医薬品であり、貼った部分だけの局所に効果が留まることが特徴であり、メリットといえます。
飲む薬と違い、薬の成分が全身に巡ることがないので、副作用の出るリスクを低く抑えられます。
ロキソニンのテープには50mgと100mgのタイプがあり、どちらも痛み止め成分濃度は同じです。
50mg(7×10cm)と100mg(10×14cm)は大きさが違うので、患部の場所や広さの状態によって選択できます。

湿布剤は白色で目立ちますが、テープ剤の特徴として肌色をしていて露出している部位に貼っても目立ち難いといえます。
テープ剤の場合は伸縮性があり、脂溶性の基材を用いています。
湿布剤は水分が多く、清涼感を得やすいので効果を感じ易いと感じる方もあるようです。
ただし、脂溶性のテープは油と相性が良いので皮膚に貼ってもくっ付いて剝がれ難く、湿布剤は水溶性のために剝がれ易い欠点があります。
テープでは室温・気密容器・遮光などを守り保存状態が良い場合、3年以上の使用期間が保証されます。

ロキソニンテープの副作用や疾患改善率はどれくらい?

ロキソニンテープの効果は抗炎症作用と鎮痛作用です。
飲む薬と違い、痛みのある部位にだけ効果を発揮し、身体全体に成分が巡り副作用が起こるリスクを減らせます。
テープの場合も少ないとはいえ、副作用はあります。

ロキソニンテープの副作用発生率は2.9%から8.5%程度といわれています。
その症状としては、かゆみや赤くなる紅斑、そして被れといわれる接触性皮膚炎です。
また、発生は僅かなのですが、胃の不快感も報告されています。
胃の不快感が起こるのは、抗炎症作用によるものです。

ロキソニンのNSAIDsはシクロオキシゲナーゼという物質を阻害します。
このシクロオキシゲナーゼは痛みを発するプロスタグランジンを作るために必要な物質で、阻害することで痛み物質をも作られ難くします。
ですが、プロスタグランジンは胃の血流を増やす効果があり、これが減ることで胃の保護力が弱まり、胃腸の症状が現れる可能性があります。
ロキソニンテープはどんな疾患に効果があるのかですが、変形性関節症や筋肉痛、それに外傷後の腫れや疼痛に効果を発揮します。
改善する確率としては、変形性関節症では75.5%、筋肉痛に対しては80.7%、外傷性の腫れ・疼痛では98.1%の改善効果が報告されています。

ですが、あくまでもロキソニンテープは痛みを取る為の対処療法であって、痛みのある部分の治療とはなりません。
非ステロイド性消炎鎮痛剤の作用は、炎症を抑えることで痛みを緩和することにあります。
ロキソニンのテープによって効果を感じられるのは、痛みの部位が限られていて、その部位にだけに薬効が必要であることや、鎮痛の効果が中程度からやや強めに得られる方です。
また、粘着性と伸縮性があるので、関節部の痛みがある方にも向いています。

関連記事

ページ上部へ戻る