• 2017.5.19

薬に頼らないリウマチの治療方法もあります

リハビリに行く男性

リウマチは自己免疫の機能に異常がおこり、骨を覆っている骨膜という組織を攻撃することで、関節が炎症をおこしている状態です。
痛みやこわばりなどの症状があらわれ、進行すると関節の変形や機能障害がおきてしまうのです。
1度発症してしまうと完治が難しい難病なのです。

一般的な治療は基礎療法として、生活習慣の改善と体調管理です。
リハビリによる筋肉の強化、薬物療法などがおこなわれます。
症状が進行し、これらの治療の効果がみられない場合には、最終手段として外科的療法の手術をおこなうのです。
様々な要因はありますが、リウマチは生活習慣などによって引き起こされるケースもあるといわれます。
症状の進行度にもよりますが、薬やリハビリ、手術などに頼らずに、症状をある程度、改善するとされる方法もあるのです。
適度な運動やストレッチ、毎日の食生活が大切なのです。

日常的にできる緩和方法は、適度な運動習慣です。
ウォーキングや水泳、ストレッチなど体への負担が少ない有酸素運動が効果があるといわれます。
最初は痛みを感じてしまいますが、慣れることで和らいでいきます。
運動を続けることが辛くならない程度に、自分のペースに合わせて体を動かすようにしましょう。
運動した後は腫れがみられる場合には患部を冷やし、腫れがひどくなければ、温めるのが良いとされています。
また太極拳やヨガも効果的。
動きも比較的シンプルで簡単なので、お年寄りの方も続けやすいといわれます。
ストレッチ代わりに取り入れてみるのも良いでしょう。

そして、毎日の食生活が大切です。
食物アレルギーがある方は、アレルギーのある食品を避けることで症状が緩和されるといわれています。
リウマチの食事管理は特に制限はないので、食生活に気を配り、バランスの良い食事を心がけることでリウマチの症状を和らげる効果が期待できるのです。

関節の痛みの緩和に効能があるとされるのが、イワシ、サバ、サンマなどの青魚。
抗炎症作用をもつ、オメガ3脂肪酸を多く含んでいるのです。
オメガ3脂肪酸は、オリーブオイル、菜種油、胡麻、ココナッツなどにも含まれています。
痛みの緩和には抗酸化物質であるビタミンC・E、βカロテンを含む食品も良いとされています。
リウマチは関節の疾患なので、体を温め血流を改善することも大切です。
レバーなどの肉類や魚介類。
玄米、かぼちゃ、玉ねぎ、ニンニクなど。
骨を丈夫にするカルシウムを豊富にふくむ、チーズなどの乳製品や小魚。
発酵食品である納豆も良いとされています。

温泉がリウマチに効果的と言われる理由とは?

リウマチは血流を改善し、体を温めることで症状を和らげる効果が期待できるのです。
温泉につかることで様々な病気をなおす「湯治(とうじ)」は、古来から用いられてきた療法で、リウマチにも効能があるといわれています。
温泉につかり体を温め血流を改善することで、関節の痛みも和らげるのです。
血流が良くなり体が温まることで筋肉が弛緩し、慢性的な痛みを緩和する効果も期待できます。
お湯のなかは浮力で体が浮くため関節にかかる負担も軽減され、水圧は筋肉に適度な刺激を与えられるのです。
また温泉のリラクゼーション効果は自律神経のバランスを整え、ストレスを癒やしてくれるのです。

リウマチにはどの泉質でも効能が期待できるといわれますが、血流を高め代謝を促進する働きがある、食塩泉、硫黄泉、炭酸泉などが良いとされています。
なかでも高い効能が期待できるとされるのが、ラドン温泉(放射能泉)です。
微量の放射線が、炎症に効果があるといわれているのです。

温泉の効能を最大限に引きだすためには、入浴方法が大事です。
リウマチにはぬるめの温度が効果的、40℃前後が良いとされています。
15分ほどゆっくりと、体を温めることでより効果が得られるといわれます。
しかし、ほとんどの温泉の温度設定は、43℃程度の高い温度の場合が多いので、旅館であれば水を足して温度を低くすることができる露天風呂付きを選ぶのが良いでしょう。
温泉を利用する場合には、体調にも注意が必要です。
関節炎などで腫れがある場合や、発熱など体調不良がある場合には入浴は控えましょう。

温泉と同様に自宅の入浴でも、リウマチの痛みを緩和する効果が期待できます。
毎日の入浴による温浴療法でしっかり体を温めることで、体調が改善される場合もあるのです。
温泉と近い効能が得られる入浴剤を使うことも効果的、ぬるめのお湯にゆったりとつかり体を温めて、関節のこわばりと筋肉を和らげましょう。

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