• 2017.4.15

関節リウマチの初期症状について

食欲不振の女性

関節リウマチの初期症状は、食欲不振、微熱が続く、貧血気味、体重の減少、倦怠感、気分がすぐれないといった事です。
一見すると、風邪の初期症状やストレスによる影響とも考えられるものばかりなので、関節リウマチの初期症状であると気づきにくいのが特徴です。
また、これらの初期症状は他の病気の初期症状にも見られます。
その為、これだけで関節リウマチだとは気づきにくいと言えるでしょう。

関節リウマチの初期症状の中でも、最も気づきやすいのがこわばり感です。
朝起きてから30分から1時間程度、手がこわばるといった症状が代表例です。
ちょっとした動作でも、腫れぼったく動かしにくいと感じたら、こわばりが出ている証拠です。
特に手の中でも、指の第二・第三関節がこわばりやすいと言われています。
実際に多くの関節リウマチの患者が、指の第二・第三関節のこわばり感から症状がスタートしています。

さらに、初期症状が左右対称に現れるというのも、特徴です。
例えば、右手の指の第二関節にこわばり感が出た場合には、左手の指の第二関節にもこわばり感が出るという事です。
このように、左右対称に症状が現れるというのが、関節リウマチの典型的な初期症状です。

そして、関節リウマチの中でも手の感覚よりも気づきにくい初期症状が、足の感覚です。
特に見逃される事が多いのが、足の指の付け根の関節部分に現れる腫れです。
足の指の付け根の関節部分が腫れると、歩く際に不快な痛みを感じると言われています。
しかし、こうした足の感覚は手の感覚よりも見落とされがちなので、注意が必要です。

もし、手の感覚や足の感覚に違和感を感じたら、腫れている部分を押してみましょう。
関節リウマチが初期の場合は、動かない場合には痛みを感じる事はありませんが、腫れている部分を押すと痛みを感じる事がほとんどです。
痛みを感じるだけでなく、まるでゴムのような弾力を感じると、関節リウマチの初期症状である可能性が高くなります。

リウマチを放置すると関節が変形する可能性がある

関節リウマチの症状は、大きく4段階に分類されます。
第1段階では、まだ骨や軟骨が破壊されておらず、健康的な方と同じような生活を送る事が出来ます。
第2段階では、骨は破壊されていないものの、軟骨は破壊され、骨と骨との間隔が狭くなります。
そうすると一般的な生活を送る事は出来るものの、多少動作に障害が現れ始めます。

第3段階まで進行すると、骨や軟骨が破壊されてしまいます。
こうなると、身の回りの動作すらスムーズに行えなくなり、外出するのも億劫に感じるようになります。
そして第4段階になると、骨と骨の間隔がなくなり、密着した状態になってしまいます。
ここまで来ると関節が変形してしまい、何もしていなくても痛みを感じるようになります。
また、動作に激しい痛みや腫れを伴うようにもなります。

さらに、放置しているとどんどん腫れや痛みを感じる関節が増えて行きます。
最初は手の指や足の指だけだったはずが、手首や足首、そこから肩、ひじ、ひざといったように、どんどんと広がって行くのが特徴です。
こうして症状が広がっていくのを抑える為にも、早期発見・早期治療が重要です。
早期発見・早期治療を行えば、関節の変形を防ぐ事が出来るだけでなく、治癒の可能性も高まります。

そんな関節リウマチと名前がよく似ているのが、リウマチ熱です。
しかしあくまで名前が似ているだけであり、リウマチ熱は全く異なる病気です。
何故ならリウマチ熱の初期症状は、高熱と喉の腫れが特徴の急性扁桃炎や、皮膚全体で炎症が起こる丹毒だからです。
その為、初期症状も大きく異なる事から、リウマチ熱と間違える心配はまずないでしょう。
そして、リウマチ熱は初期症状の段階で抗生物質を投与すれば、症状は治まります。

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